夏のころ

作家名: のやま雪
出版社: 二見書房
500ポイント
夏のころ
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あらすじ/作品情報

「だめ…なんだ俺…おまえに触られるとおさえてたもの…みんなあふれ出して…」木崎虎と一緒にいたいがためにランクを上げて受験した高校生活、どん底の成績ながら大原あたるは幸せだった。勉強会と称し、虎に面倒を見てもらう日々。虎のやさしさに勘違いしそうになる自分に、あたるは必死で言い聞かせていた。友達のままでいい、ずっとそばにいられるなら…。けれど夏休み直前、虎はいきなり水泳部へ。すれ違いだした互いの時間、「友達」のタイムリミットに気づいてしまったあたるは…

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