こじらせ文学史~文豪たちのコンプレックス~
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あらすじ/作品情報
~挫折が、劣等感が、執着が、「名作」を生んだ!~●職場でいじめられて引きこもりになってしまった【紫式部】●美少年すぎて人生が狂った【井伏鱒二】●仕事がしぬほど続かなくて14回転職した【江戸川乱歩】●芥川賞がほしすぎて川端康成に殺害予告した【太宰治】●ほんとうはシャーロック・ホームズを書きたくなかった【コナン・ドイル】etc.世間一般の「ふつう」に馴染めず、トラブルを招いたり、メンタルを病んだりしてしまう――言い換えれば “こじらせている”人物が、文豪には少なくありません。しかし、“こじらせている”からこそ、彼らは文学の才能を開花させることができたのではないか?本書はそんな発想から生まれました。古代~現代、日本と世界の文豪・総勢「100名」のこじらせエピソードから、名著創造の秘密に迫ります。「川端康成はゴーストライターを使っていた」「北村透谷が処女信仰を日本に持ち込んだ」「シェイクスピアは転売ヤーをやっていた」「マーク・トウェインはコレラ菌に転生する“異世界転生モノ”を書いていた」など、教科書に載らない話も多数掲載。古典・名著をよりディープに楽しめる一冊です。