百人百色の投資法 Vol.3

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あらすじ/作品情報

◆大事なことは「結果」につながること世の中には、さまざまなジャンルに、さまざまなノウハウ(やり方)があります。 事実、投資(トレード)はもちろん、スポーツの世界にも、芸能関係の仕事にも、管理職にも営業職にも、ある種のやり方は存在しています。ここで、大事なのは、数あるノウハウの中で、自分にとって、どれが一番やりやすいかを把握しておくことです。例えば、サッカーで言えば、リオネル・メッシのようなドリブルで状況を切り裂くスタイル(やり方)が合っている人もいれば、往年のジーコのように絶妙のパスを出して、味方を活かすスタイル(やり方)が合っている人もいます。どのやり方も、それ自体は優れたものです。だからといって、メッシタイプの人がジーコタイプのスタイル(やり方)をやろうとしても、結果がついてくるかどうかは微妙です。その逆もまたしかりです。要は、ノウハウを生かすも殺すも使い手自身なのです。自分に合っていないものをやってみても、その効果を享受しにくいのです。このことは、投資(トレード)でも一緒です。一番に考えないといけないことは、自分の選んだやり方で結果が出るかどうかです。仮に、ほかの人がやっていて結果が出ていても、そのやり方で自分自身が結果を出せないのであれば、そのやり方は合っていないという結論にしかなりません。逆に、ほかの人にはこなせないけれども、自分にとっては結果が出しやすいというものであれば、それは「続ける価値のあるやり方だ」と結論できます。他人がどうこうではなく、自分自身にとって結果が出るやり方であるかどうかが、本来、最優先されるべきことなのです。◆気になるやり方があれば、ぜひ試してみてください本書(シリーズ)では、さまざまなタイプの投資家(トレーダー)さんたちから、さまざまなやり方や考え方などを聞いています。ノウハウ本ではありませんので、ひとつの手法を深く掘り下げた構成にはなっておりませんが、その代わり、いろいろなやり方や考え方にふれることはできると思います。 本シリーズで紹介しているものの中から、「あっ、これは自分に合っているかも」とか、「今使っている手法にこの考えをプラスしたら相乗効果が生まれるかも」と感じるものがあったら、積極的に試していただきたいのです。現在の手法をサポートするものとしてでも構いませんので、結果につながる何かを探してほしいと思います。そして、もしも、「自分に合っているかも」と試してみたところ、うまくいかなったときには、パラメータを変えたり、時間軸を変えたり、ほかの要素(例えばテクニカル等)を加えてみたりなど、皆さんなりのアレンジを足してみてください。自分の頭を使って、いろいろチャレンジしてみていただきたいと思います。それでもダメなら、やり方自体がダメなのではなく、単純に相性が悪かっただけだと思われますので、また違うやり方に目を向けていただければと思います。現在の手法をサポートする触媒として、本書をぜひお役立てください。

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