エレベーターの子供

作家名: 城谷歩南野三ッ若
出版社: パンローリング
100ポイント
エレベーターの子供
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あらすじ/作品情報

とにかく安い部屋を。その条件だけで初めての一人暮らしに望んだ体験者が案内されたのは築数十年のアパート。最上階まで階段でしか上がれないボロボロの建物だったが、部屋を見るとリフォーム済みでユニットバスに水洗トイレもあり、不満なく暮らし始めた。しばらくたったある晩、廊下の奥からチンというエレベーターの到着音が聞こえ、小さな子供達の嬌声と駆け回る足音を聞いた。そこには、ないと思い込んでいたエレベーターが一基だけ存在していたのだった……。初出:オーディオブックCD 「実説 城谷怪談撰集 九」収録

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