世界の思想書50冊から身近な疑問を解決する方法を探してみた

作家名: 北畑淳也
出版社: フォレスト出版
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世界の思想書50冊から身近な疑問を解決する方法を探してみた
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あらすじ/作品情報

■残酷な未来を生きるための知的武装取り上げた名著は自分の人生に無関係に思えるものもあるかもしれません。しかし、「思想」というものが、実は極めて身近であり、社会はもちろん我々の思考や生き方を深いレベルで縛っていることを実感するはずです。■たとえば…Q.どうしてマスコミは偏った報道ばかりするのか? →W.リップマン『世論』Q.中国や韓国への差別意識はどこからきたのか? →杉田聡編『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集:「国権拡張」「脱亜」の果て』Q.金儲けは悪いことか? →ジェイン・ジェイコブズ『市場の倫理 統治の倫理』など■「哲学」と「思想」の違いとは?もちろん厳密な定義というのはありません。そこで本書では、「哲学」が物事の根本原理を探求するものだとしたら、「思想」は「現実において具体的にどうなるか」を突き詰めて考えるものだと定義しています。たとえば、「神はいるのか?」「善とは何か?」といったものを徹底的に探求する内向きの思考が哲学だとしたら、どのように考えて行動すれば理想の人生を歩めるか、理想の社会を築けるか、という外向きの思考が思想ということです。当然、「保守」や「リベラル」といった政治思想もそこに含まれます。哲学は生き方の指針を教えるものもあり、人生や社会の価値判断を考える上で重要です。しかし、複雑化した世界や生き方が問われることが顕著な現代にあっては、「思想」がより求められているのです。

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