遠い日の花火ではない
関連タグ
あらすじ/作品情報
日頃から感情を表に出さない部下の相田麻央に、元村は突然、相談を受けた。縄のれんの先で聞かされたのは不倫相手の身勝手さ。話を聞きながら嫉妬と憐憫と劣情が…。偶然寄った駅前のコンビニで、ふっくら笑顔のあゆみに出会った井ノ原は、ポッチャリとしたそのからだにたちまちのめりこむ…。くたびれた中年男たちが取り戻す、出会いの瞬間を淫らに凝縮した、6つの癒し官能物語。【著者略歴】子母澤類(しもざわるい) ─ 建設設計会社勤務の傍ら、小説を執筆、1996年雑誌「小説クラブ」でデビュー。単行本、雑誌、スポーツ新聞にて作品を発表。加賀・金沢を舞台にしっとりとした作品に魅了される読者多数。