花に呼ばれて、彼女は
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あらすじ/作品情報
在宅でフリーの広告デザイナーとして働く花奈には発情期があった──若葉が芽吹き花のつぼみが堅くなる季節。排卵期に性欲が増す女性とはまた違った、欲しくて欲しくて、理性をコントロールできなくなる時期。バスの中、突然、襲ってくる火照りに負け、他人に見られながらも自らを慰める。付き合っていた彼に呆られたほどの発情は二年ほど前からか…第七回R-18文学賞大賞受賞の著者による、官能文芸誌「悦」掲載の、女性的感性溢れるEL(エクストリーム・ラブ)短編第一弾!【著者略歴】蛭田亜紗子(ひるたあさこ) ─ 札幌市出身。『自縛自縄の二乗』で新潮社「第7回女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。作家デビュー。女性の性にフォーカスしたWEB小説、文芸誌短編など独自の感性溢れる作品を発表、官能小説誌でも活躍中。