牡蠣養殖100年 汽水の匂いに包まれて

作家名: 畠山重篤
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牡蠣養殖100年 汽水の匂いに包まれて
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あらすじ/作品情報

『漁協の共済』連載 20年間の110編を一挙所収!教科書で紹介された『森は海の恋人』の著者で、3代にわたる牡蠣養殖の漁師だからこそ見出し得た森と海、人との真のつながりとは!?豊かな汽水域の恵みは森があってこそ生まれるダム開発と森林破壊で沿岸の海の荒廃が急速に進んだ1980年代、おいしい牡蛎を育てるために一人の漁民が山に木を植え始めた。漁師だからこそ見出し得た森と海の真のつながりとは!?「森は海の恋人」運動の火付け役となった畠山氏が20年間にわたって『漁協の共済』に連載し続けた「森は海の恋人」を一冊の本にまとめました。2001年4月号~2019年6月号に連載された作品。■目次・血ガキの海・フランスの海辺で見たもの・忘れ物はゴム長靴・カキは外交官・フランス貝道をゆく・風景は一幅の絵・フリュ・ド・メール・シラスウナギ料理・食材から自然が見える・海から川へ・リアス式海岸・静寂な水田・血牡蠣の海・森の民と海の民・手長野の歌人・森は海の恋人誕生・山に翻っ大漁旗・森と海との交流・化学者から視た森は海の恋人・境界学問・鉄の秘密・森と海とのサイエンス・ダムは漁業権侵害である・リアス式とは・リアスを訪ねてスペインへ・森は海のおふくろ・恵比寿さまがサンチャゴに・無敵艦隊アルマダ・ロブレの森・巡礼の徴、帆立貝・ホタテ漁師の守護聖人・漁師、先生になる・美味しい体験学習・プランクトンの味・食物連鎖・環境水俣賞・公開研究授業・子供たちからの手紙・世界水会議に出席・京都大学から森川海の博士来訪・森里海連環学の船出・長靴をはいた教授さま・眠らせない講義・京大ポケットセミナー あずさ談義・あずさ談義II・〝アズーサ〟、ヴァイキングの雄叫び・鰈の背中・世界一臭いご馳走・他全110話■著者 畠山重篤1943年生まれ。養殖漁業家。京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授。「牡蠣の森を慕う会(現「特定非営利活動法人森は海の恋人」)」代表。著書に『森は海の恋人』『リアスの海辺から』『日本紀行』(日本エッセイストクラブ賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)本書はマガジンランドを復刊したものです。

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