縁の扉をひらく
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あらすじ/作品情報
■運の良し悪しを超えてテクノロジーはほんの十年前とまったく別物となり、若い頃と比べると異世界と言っていいほどです。このまま何とか突っ走れるのではないかと期待したものの、世界は思ったより早く価値観が崩壊し、どう生きていけばいいのかという悩みは日増しに濃くなっています。しかし、どういう時代になっても変わらないものがあります。それを考察し掘り下げることができれば、これから生きていくためにも遅いということはありません。では、考察し掘り下げるとはどういうことか。それは、頭であれこれ考えることでもなければ、状況をただ眺めているだけとも違います。どんなに大変なときでも、しっかり「奥底」に入っていけるかということです。■人生とは「生まれてから死ぬまでのあいだ」。死がいつ訪れるかはわかりませんが、生まれてきた以上死ぬことは決まっています。魂がこのボディを離れるときに気づくのは、この人生が価値あるものだったかどうかです。周りの人の気に入られることに労力と時間を費やしても、息を引き取るとき、「本当にこの人生に納得したか」と突きつけられます。誰かに教わったように生き方を変えるのではなく、自分が納得する生き方を探究し続けるほうがはるかに重要なのです。本書は、自分が納得する生き方、人生と世界を考察し掘り下げるポイントを、タオのマスターがお伝えします。