「少国民」昭子の戦争

作家名: 宮田玲子
出版社: 文芸社
700ポイント
「少国民」昭子の戦争
関連タグ

あらすじ/作品情報

燃えあがる東京の空を睨みながら、昭子は心に決めていた。1944年11月29日から30日未明にかけての東京初の夜間空襲。この夜を境に、昭子は「お国のためにつくす」「少国民」であることを密かにやめた。戦争とは、出征して戦地で死ぬことになるおとなにつづいて、少国民も爆撃を受けて死ぬということだったのだ。昭子はやっとこのことがわかった。

同じ作者の作品

ページTOPへ戻る