フォークアート新生! 芸術の〈原点〉から〈先端〉へ

作家名: 笹井祐子藤原成一
出版社: 青弓社
2400ポイント
フォークアート新生! 芸術の〈原点〉から〈先端〉へ
関連タグ

あらすじ/作品情報

いま美術の世界は活況を呈していて、美術品が高額で売買され、美術展も多くの人々が訪れている。一方で、SNSなどによって様々な表現が入り乱れ、作家の個性を強調した作品が評価されることも多い。そのような現代にあって、本書はフォークアートの視点や文化を再評価して新たな魅力を提示する。まず、柳田國男から柳宗悦、岡本太郎、赤瀬川原平へという日本のフォークアートの歴史をたどり、多種多様なフォークアートの実践をレクチャーする。そのうえで、祭りや神社・仏閣、郷土の遊び・ファッション・モノなど、生活に根づくアートを多くの図版とともに紹介する。フォークアートを、多くの人々が協働し、時間をかけて磨き上げてきた集合知として位置づけ、現代社会に必要な「生の表現」として新生させるラディカルな試み。図版を70点以上収め、ビジュアル資料も充実。フォークアートが混迷するアート界を革新する!

ページTOPへ戻る