形而上のマリア

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あらすじ/作品情報

ようやく本を出したばかりの冴えない小説家・佐原晴彦。木洩れ日と湖が美しい静かな土地に引っ越してきた……と、思ったのも束の間、未来からやって来たと名乗る不思議な少女とエンカウント! 時計の針と恋の進展、どちらが現在を追い越した!? 過去と未来がスクランブルする表題作「形而上のマリア」、その姉妹編「形而下のマリア」など、4つの作品が詰まった短編集。「桜迷図(さくらめいず)」では風に舞い散る花びらのような淡い感情描写を、「×2(DOUBLE!)」では禁断の魔法(=DNAクローン技術)によって引き起こされた愛の悲喜劇を。夢まぼろしのような遠野ワールド!

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