あのセミはきっと夏が知りたい

作家名: 若崎拓馬
出版社: 文芸社
630ポイント
あのセミはきっと夏が知りたい
関連タグ

あらすじ/作品情報

「扉を開け、中をのぞき込むと、僕と同い年ぐらいの女の子が一人ベッドに座り本を読んでいた。(中略)しばらく彼女から目を離せずにいると、本から顔を上げた彼女がこちらを見た。突然目が合ったものだから、慌てふためいた僕は何も言わずに扉を閉めようとした」(本文より)。外に出て夏を知ってみたかった少女とともに、つかの間、煌めく大切な時間を過ごした少年の暑い日々を描く。

同じ作者の作品

ページTOPへ戻る