そしてこの心地よい風に吹かれ続けて

作家名: 唯冬和比郎
出版社: 文芸社
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そしてこの心地よい風に吹かれ続けて
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あらすじ/作品情報

僕はこの12年、娘の誕生日と命日に欠かさず墓参りをしている。妻であった彩香もまた此処を訪れていることには気づいていた──。社内で出会い、順当な付き合いを経て結婚した僕ら。やがて娘が生まれ、幸せな日々が続いていくものと思われたのもつかの間、二人は愛娘を事故で喪ってしまう。すると彩香と義父は僕を遠ざけようと画策し……。家族の崩壊とその再生を描いた静かな愛の物語。

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