自分や他人に振り回されないための感情リテラシー事典
あらすじ/作品情報
■その感情は、怒り? 嫉妬? 悲しみ? 恐れ? 屈辱?…“今”の感情を正しく理解できれば、最適な対処ができる!あなたは“今”の自分の感情がわかりますか?あなたが同僚に対して感じている「怒り」、本当は「嫉妬」かもしれません。また、あなたのパートナーへの「信頼」、傍からは「服従」や「自己犠牲心」に見えるかもしれません。人は、自分の感情であっても、その本質をとらえられないケースが多々あります。だからこそ、感情に振り回され、意思決定を誤ったり、とるべきではない行動をとることになるのです。一方、自分の感情を正確に把握することができ、その感情の性質を理解していれば、振り回されることなく適切な行動をとることができます。そこで本書では、心のパワーとご機嫌レベルを測る「The Mood Meter」、感情を解剖する感情モデル「プルチックの感情の輪」という、“今”の自分や周囲の人の感情を正しく把握するツールを提供し、40以上の感情の解説と感情が乱れた際の対処法を伝えます。■ビジネスや子育て、日常に使える!今の自分の感情がすぐにわかり、それに振り回されない方法が記された本本書は自分の感情はもちろん、まわりの人の感情のマネジメントにも使うことができます。たとえば、企業においてリーダーが部下と1対1でおこなう1on1ミーティングの際に使い、部下の回答をもとに精神面のコンディションと、抱えている問題を尋ね、一緒に解決策を考えることもできます。また、まだ自分の感情を言語化できない子どもに対して使うことで、正確な感情を把握して、適切なケアができるようになります。快適な毎日や幸せな人生を築く上で、ぜひ本書を活用し、感情をマネジメントするスキル、そして感情リテラシーを身につけてください。■目次まえがき 「心の機微」を理解し、感情をコントロールできる人になろう序章 自分の感情が見える「The Mood Meter」と「プルチックの感情の輪」第1章 実は奥深い!身近な「1次感情」を知り尽くす第2章 複合された「2次感情」を自在にコントロールする第3章 認めたくないから気づけない!複雑にこじれた「複合感情」第4章 快適な感情を自分でつくる「心のドライビング・テクニック」あとがき あなたの人生が「喜び」で満たされるために