美姫紅楼夢・弄ばれる美姫

出版社: 秋水社ORIGINAL
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美姫紅楼夢・弄ばれる美姫
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あらすじ/作品情報

いつのことかもわからぬ昔。中原の大地には幾つもの国が乱立し、互いに覇を競っていたという。そしてこれは、そんな世に永く栄えた国が滅んだ時のいわく美姫のものがたり――。夏国の帝は、「世継ぎを作ることが仕事」と皇后に毎日責められ、不能気味になっていた。帝の妹、美(メイ)姫も、直系の子孫を残すため、男たちに抱かれていた。「そう、これは血を絶やさぬ為の退屈な儀式。母の言いつけを守り、毎日、相手もいない男達と交わる」肉体はどんなに快楽を与えられても、心は渇いていくだけ。「ああ、私の心を熱く満たしてくれるような男に巡りあいたい。そして生きていると感じたい!」そんな中、皇太后は先帝の血を引く男と淫らな交わりに耽っていた。

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