春告草のほころび

作家名: 瀬井隆
出版社: 株式会社大航海
200ポイント
春告草のほころび
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あらすじ/作品情報

肩で息をしながら、大学三年の淑恵は思っていた──そうよね、こんなものよね。セックスってきっと、これくらいの快感が普通なんだ──社会に出るまでのあと一年、この田舎町で、厳しい冬に閉じ込められ、つまらない同級生たちと生きていく。そんなことを考えながら、SMサイトを今日も眺める。と、そんな日常をバーチャルではなくリアルに変えてくれる機会が訪れた。ハローワークにいたその男と目があった瞬間、何かが弾けた。廃屋同然の工場に連れ込まれ、男の性の捌け口となり下がり、初めて何かから解放される淫らな自分に淑恵は……。【著者略歴】瀬井隆(せいりゅう) ─ 1965年生まれ。2009年『美人調査員調教魔の淫乱操作』(マドンナメイト文庫)にて作家デビュー。M女の被虐性を精神的に煽る作風が特長。デジタル官能コンテンツ制作工房「SEI’s factory」主催。ブログ「瀬井隆の流れのままに」

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