コンクパールの指輪
あらすじ/作品情報
■切ない大人の恋愛小説を読んでみたい人におすすめ■ ※作中にはストーリー上で欠かせない官能描写ならびにソフトなSM描写がございます。 ★Amazonロマンスカテゴリー(Kindle)ベストセラー(ランキング1位)[2020]★ ――愛し合う方法はひとつじゃない 父親に押し切られ見合いをすることにした煌(あきら)。向かいの席に座っている相手・伊織(いおり)が素敵すぎてダメ元で臨んだが、いろいろあって結婚を前提に交際することに。予想外の出来事に心は浮き足だったけれど、近づこうとすればするほど伊織は距離を置こうとする。しかしこちらが遠慮しようものなら間合いを詰めるように近づいてくる彼の意図が分からず煌は不安を抱くようになる。そしてついに不安に耐えかね伊織に本音をぶつけた直後、ある店に強引に連れて行かれてしまった煌。そこで彼が抱える秘密―ほの暗い願望―を知ると同時に、今まで一度も感じたことがない奇妙な感覚に襲われ困惑する煌は、この日をきっかけにフェティッシュな世界に足を踏み入れることになった。 一途な愛と不埒な欲望のあいだで苦悩する男と純粋な愛を求めながらも不純な欲望に惹かれる女。 愛と欲望のあいだで揺れる男と女の葛藤と苦悩を、それぞれの目線で交互に描いた切ない濃厚ロマンス。 【レビュー(WEB公開時】 ■SMの心理は奥深いです。(30代・女性) ■流れるような文章にどんどん引き込まれています。(30代・女性) ■個人的に、自己完結、自己満足、自己愛、独り善がりな恋愛が嫌いで、この2人のように苦悩や、葛藤して、ぶつかり合い、すれ違いながらする恋愛が大事だと思っているので、紆余曲折した事は絶対無駄じゃないです。(40代・女性)