夜戦 日露戦争と世界大戦の夜間水上戦闘 1904~1944

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あらすじ/作品情報

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。“夜戦は日本のお家芸”日本海軍が先鞭を着けた水上艦による夜間水雷襲撃その進化の歩みを辿る年代記《クロニクル》駆逐艦、水雷艇といった快速の水上艦艇が、夜間、洋上において敵艦隊を攻撃した戦例は、日露戦争の劈頭、日本海軍がロシア旅順艦隊を襲撃した旅順港攻撃を嚆矢とする。夜の暗闇を利用して「小よく大を制す」戦法は、その後、日本・イギリス・アメリカ・ドイツ・イタリアの各国海軍で磨きが掛けられ、魚雷、探照灯、無線機、レーダーといった装備が開発・改良されるとともに、戦術、ドクトリンが洗練されていった。各国は多くの失敗や敗北を乗り越えて新しい技術や戦技を身に付け、第一次大戦の英仏海峡、第二次大戦の地中海、太平洋戦争のソロモン諸島等にて激戦を繰り広げる。本書では「夜戦」を軸に、20世紀前半の戦争における水上戦闘の起源と発展を紐解いていく。アメリカの海軍史研究家、ヴィンセント・P・オハラ、トレント・ホーン著・編纂『Fighting in the Dark』の邦訳版。翻訳・訳注は『世界は日本海軍の軍艦をどう見たか』の本吉隆による。

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