母娘、恥辱の艶技指導
関連タグ
あらすじ/作品情報
もっと私を見て……、あの女より……。未亡人は、かつて恋人だった男との再会を機に抑え込んでいた欲望を引きずりだされて──パート勤めの未亡人・楓は一人娘の高校生・陽菜と穏やかな生活を送っていた。しだいに女らしく成長していく娘は、演劇部に入部し、体で表現することの喜びを知っていく。それはかつての楓と重なった……。ある日、娘が外部顧問から、特別に演技指導を受けていると聞いて見に行くと、そこには楓が小さな劇団の看板女優を張っていた頃の恋人で、名演出家だった神坂の姿が! 当時、彼の指導に夢中になったものの神坂の異常な性嗜好に危険を感じた楓は演劇と彼に同時に別れを告げていた──。そして、純粋無垢に神坂を慕う娘と欲望持て余す未亡人の官能劇第二幕が、いまはじまる。著者、商業作品断筆直前の、哀しく滑稽なまでの性愛賛歌。「汚れの瀬井」が冴え渡る、同名「悦」文庫(2018年)の書下ろし『原本』!!【著者略歴】瀬井隆(せいりゅう) ─ 1965年生まれ。2009年『美人調査員調教魔の淫乱操作』(マドンナメイト文庫)にて作家デビュー。M女の被虐性を精神的に煽る作風が特長。デジタル官能コンテンツ制作工房「SEI’s factory」主催。ブログ「瀬井隆の流れのままに」